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5月2日土曜日
朝早く起きて、地下鉄を使ってウィーン西駅へ。 今日はウィーンから、 日帰りでザルツブルクへ行ってきます。 電車の後ろの方には、自動車を丸ごと積んでいける車両がついています。 犬を連れている人もいる~!Σ(゜ロ゜ノ)ノ 朝7時発。電車のチケットはあっくんがネットで手配してくれました。 昨日のうちにホテルの向かいのスーパーで買っておいたサンドイッチと、 ウィーン西駅でかったケーキ風パンです。 車内は空いていて、同じ車両にはもう一人おじさんがいるだけ。 おじさんも朝ご飯食べてますが、 ドイツで良く見る丸パンとチーズ、 小さなりんごをサバイバルナイフで器用に小さく切り取って口に運んでいます。 日本では見たことない食べ方なので、ちょっと面白かったです。 その後私は仮眠を取り、その間あっくんが車窓からの写真を撮ってくれました。 この電車、止まる駅こそ少ないものの、 新幹線とは程遠いスピードで、JRでいう特急ぐらい。 関西の新快速よりは・・・遅いか?って感じです。 あっくんいわく、私が寝ている間は結構速かったそうですが・・・。 そんなこんなで9時頃、ザルツブルクに到着。 駅構内のインフォメーションでザルツブルクカードを購入。 ザルツブルクのほとんどの施設や乗り物がフリーパスになります。 駅を出て、散歩がてらまずはミラベル宮殿へ向かいます。 今回ザルツブルクを訪れたのは、 大好きなミュージカル映画『サウンドオブミュージック』の舞台であることと モーツァルトが生まれ育った街だからです。 ミラベル宮殿の庭園は、 サウンドオブミュージックではマリアと子供達がドレミの歌を歌うシーンに出てきます。 着いた瞬間から大感動~(>_<)! 「映画の通りや~!」 って、そこでロケをしてるから当たり前なのですが~ いきなりテンション上がる~! ペガサスの泉もあって、もう嬉しくてしょうがない・・・ 庭園を抜けて、今度はザルツブルク旧市街へ向かいます。 悠々と流れる川を渡るとすぐ旧市街です。 小さな通りの両側には隙間無く古い建物が建っていて、 カワイイ看板がたくさん下がってて、なかなか雰囲気があります。 まずはモーツァルトの生家へ。 中は結構入り組んでいて、展示も興味深くて楽しいO(≧∇≦)o ミュージカル『モーツァルト』でもザルツブルクでの家族の生活や、 領主であるコロレド大司教とケンカしてザルツブルクを出て行くエピソードが出てきます。 ミュージカルのCDは普段ドライブするときには毎回聴いて&歌うので、 すっかり歌詞やセリフも覚えてしまっています。 なので、モーツァルトはもちろん、父レオポルトや姉のナンネール、お母さんなど、 みんなここで生活していたのかぁ~と感無量。 モーツァルト家の台所↓ もう、ミュージカルの色んな歌が湧いてきて大変(笑) たっぷり浸った後は、メイン通りを歩いてウィンドウショッピングです。 どこにいってもモーツァルトチョコレートのお土産屋さんばかりですが、 この地方の民族がカワイイ。 ちょっと欲しくなるけど、いつ着るんだ?ってな訳で購入には至らず。 しかも数万円と結構イイお値段・・・。 通りをずっと行くと、モーツァルト像のある広場に出ました。 結構歩き疲れたので、近くのお店でランチ休憩です。 お店名物のオムレツをオーダー。 2月の新婚旅行でフランスのモンサンミッシェルに行った時にも 名物のオムレツを食べたのですが、 その時には本当にガッカリする味だったので、 ヨーロッパにおけるオムレツ恐怖症な私達は恐る恐る口にしたのですが・・・ お、美味しい(o^~^o)! ホッと一安心で美味しく頂きました☆ ゆっくりとランチ休憩した後は、 すぐ近くにある 「コロレド大司教の館」 に行ってみました! キタキターーーー!!! ミュージカル「モーツァルト!」では 悪役的な感じで度々コロレド大司教が出てきます。 才能溢れるモーツァルトを自分の管理下に置き、 自分のものとして扱おうとするのですが、若いモーツァルトはコロレドに反抗して ザルツブルグを出て行く、といったエピソードもありました。 その実際の舞台がここかあ〜、と館に入った瞬間からまたまた大感動! ミュージカルでいえば 「ナイフ!フォーク!スプーン!ぴかっ!」とか 「さぼるなどこーみてるーんだ〜」とか 「人生の時間の多くを〜」とか もう楽しくて仕方がない(笑) 私もあっくんも大興奮w 歴代の大司教の肖像画がかかっていたのですが、何とかコロレドを見つけました! た、たぶんこれがコロレド・・・のハズ。 (ちょっと自信ない・・・w) 若きモーツァルトが演奏した広間などもあって、 思う存分浸りながら屋敷を見学できました。 その後、このザルツブルグのシンボルでもある ホーエンザルツブルグ城へ。 小さなケーブルカーに乗ります。 街を見下ろす高台の上にあり、ザルツブルグがぐるっと見渡せます。 美しきアルプスの山々や・・・ 目にも眩しい新緑が美しく・・・ 町並みも美しく・・・ とりわけ、旧市街の町並みはサウンドオブミュージックそのまんま!で 大感動!!! 城内をぐるっと歩くガイドツアーに参加した後は、 自分の足で下の街まで下りてみました。 途中、反対に登っていく人達とすれ違いましたが、みんな汗ダク! お天気も良くポカポカ陽気で 結構な勾配の坂なので、登るのはホントに大変そう。 道の途中、少し遠回りをして、 サウンドオブミュージックでマリアがいた修道院に行ってみることにしました。 これこれ、この門だよ! マリアが一時修道院に帰った時、 トラップ家の子供たちがマリアに会いに来るシーンなど、 度々この門が出てきます。 か、感動〜!! さっそく、あっくんと交代で鉄格子の向こう側から中を覗く風にして 「マリア〜」 な写真を撮りました(笑) 修道院の教会部分は自由に出入りができ、 ちょうど入ると別室での礼拝の歌?が聞こえてきました。 これはグレゴリオ聖歌かしら? 宗教的な事とか、詳しい事はわからないけど あまりに神秘的で美しくて、しばしあっくんと聞き入ってしまいました。 思う存分、サウンドオブミュージックの世界に浸った後は、 坂を下りて旧市街へ戻り、通りでお買い物をしました。 クリスマスショップがいくつもあって、 エッグの飾りやリースなどカワイイものがたくさん! エッグを壊さずに日本に持ち帰る自信が無かったので 小さなリースを2つ、オーナメントをいくつか買いました。 他にも、エコバッグ的なザルツブルグの布バッグなどもGET。 歩き疲れた所で、ザルツブルグ名物のお菓子を食べられるお店でお茶にしました。 「ザルツブルガーノッケル」 本当は、この3倍ぐらいの大きさなんだそうです。 観光客向けにミニサイズを出してくれるお店をガイドブックで見つけて 行ってみましたが・・・ それでも、かなりデッカイ! 中身は、ふわふわの、でっかいスフレです。 スフレを、お皿に 「ザルツブルグの山々のように」盛りつけて焼いたというお菓子です。 掛かった粉砂糖が、雪みたいでキレイ! 甘いシロップが掛かっていて、ふんわり甘〜くて、なかなか美味しかったです。 ドリンクは、冷たいカフェを2つオーダー。 お店の中庭がテラスになっていて、そのテラス席で食べたのですが さわやかな陽気と、木々が風で揺れて、なんとも素敵な空間でした。 隣の席で、カフェを飲みながら新聞を読んでいたおじいちゃんが、 出てきたザルツブルガーノッケルを見て驚く私たちに、 ニコニコと話しかけてくれました。 「それ大っきいでしょ、でも、ホントのザルツブルガーノッケルは、 もっと大きいお菓子なんだよ〜」 「でもね、大きいけど、案外ペロリと食べられちゃうんだよ」 英語で話しかけてくれたので、ザックリとは意味が分かったのですが、 片言で返事をするのが精いっぱい(泣) ああ、もっといろいろしゃべれると良かったんだけどなあ・・・。 それでも、笑顔が通じたのか、おじいちゃんもニコニコで、 ザルツブルガーノッケルと、 あっくんと私の二人がそろって写るように カメラのシャッターまで押してくれました。 おじいちゃん、ありがとう〜! もう一度旧市街のメインストリートを歩いてお店を覗いた後は、 そろそろ駅に向かうことにしました。 せっかくだし、まだ元気なので、街を見つつ歩いて向かいます。 途中、お店で塩漬けの魚のサンドイッチを購入。 駅近くで、ケバブやビール、お菓子やジュースなども購入。 今夜の晩ご飯は、電車内でゆっくり食べることにしました。 ウィーンへ向かう電車は、行きと同じく空いていて 車窓の眺めも美しく、ビールがウマイ! 日没までのんびりと外を眺めていました。 そんなこんなでウィーンに到着。 ホテルへ戻って、今夜もバタンキュー!でした。 ザルツブルグは思った以上に素敵で ぜひまたここに来たい!と思いました。 モーツァルトの生家やコロレドの屋敷、 サウンドオブミュージックの世界・・・。 大満足な一日でした!
by kei-_-happy
| 2009-05-02 23:16
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