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読書感想です。
ネタバレ無しです。 塩狩峠 (新潮文庫) ずっと京極堂シリーズを読んでいましたが、 たまには違う作家さんの本を、と思い読んでみました。 泣ける本という事しか知らなかったのですが・・・ 昨夜、酔っぱらった状態で帰宅する際、 電車の中で読んでいたのですが、 クライマックスに差し掛かり 不覚にも号泣・・・ どうして?! 本当にそれで良かったの?! なんとも切ない結末に もう、泣けて泣けて仕方がありませんでした。 電車の中なのにwww! 内容としては、実在の人物の、実在の出来事を元に 小説として再構成されたものだそうです。 ただ、全体を通してキリスト教の素晴らしさを説いているような印象もあって この点についてはちょっぴり抵抗がありますが、 キリスト教の考え方を知る事ができたのは良かったと思います。 この本を読んだからといってキリスト教徒になろうとは思いませんが、 その教えに忠実に生き、 人のために尽くした主人公の生き方自体には深い感銘を受けました。 愛とは何か、生きるとは何か そういった人間の根本の部分をぐっと鷲掴みにされ 強く揺さぶられるような感動を受けました。 文体はひらがなが多く読みやすいです。 最近京極夏彦のやたら漢字が多い文章を読んでいたので 余計にそう思えるのかもしれません。 久々に小説で号泣しました。 また、こういう生き方を全うした主人公が実在したという事が 深い感動を与えてくれました。 そう考えると、この主人公は後世にわたり 人々に何かしらの影響を与え続けているんですね。 同じ事が自分にもできるかと思うと正直難しいですが、 このような生き方を学ぶ事ができ 本当に読んで良かったと思いました。 ↓↓↓↓↓↓↓↓ 塩狩峠 (新潮文庫)
by kei-_-happy
| 2011-06-02 12:21
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