2017年8月14日(日)
念願だった、、、初めて着物を着て歌舞伎座へ。何だかんだで準備に時間がかかり、着いたのが13時過ぎ。
近くのカフェで軽くお茶してから歌舞伎座へ。14時15分開演です。今月は3部制なので、割と短い時間でした。
修善寺も良かったけど、終演後印象に残ったのがやっぱり弥次喜多w
そして弥次喜多は今回は「東海道中」ではなく、まさかの「ミステリ物」でしたw中車さんのカマキリネタとか、知ってる人じゃないとダメなネタもあったりしてw他にもいろいろ満載で思いっきり笑いましたw
終演後は空模様が怪しいので、外食はせずにそのまま帰宅。雨が降り出すギリギリ前に帰宅できました。
お芝居そのものも楽しかったし、何より、思い立ってから苦節一年半以上wようやく念願の「着物で歌舞伎鑑賞」が叶いました!
着物や浴衣で外出はちょこちょこしているのですがなかなか歌舞伎座へ着ていく勇気がなく、、あとは衣装をそろえるタイミングが合わなくて、例えば夏物を揃え終わったときには既に単衣の時期になっていたりして、夏物は結局一年塩漬け状態でしたw今後も、できれば2~3か月に1度は着物で歌舞伎へ行ってみたいもんです。
さて、ここから歌舞伎座のお客さんの着物についてのお話。
2年歌舞伎座に通って観察してきた私の感覚ですが、1階席でお着物をお召しの方は何となく高価そうで品のある着こなしの方が多い気がします。たまに訪問着だったり、付け下げだったり、柄の少ない小紋だったり、帯は二重太鼓だったり。特に前方で和装の方は御贔屓筋だったり普段から和装をお召しなのかな、って感じで格調高いスッキリとした着こなしが多いような。
対して私たちが通う3階席の和装の皆さんは、割とカジュアルで自由な着こなしが多いような。小紋も柄が大きい・多めだったり、プレタの洗える着物だったり、紬だったり、たまに浴衣の方もいらっしゃいます。浴衣を半衿アリでお召しのおばあさまもいらっしゃったり、
皆さん思い思いの和装を楽しんでらっしゃる印象です。半衿も足袋も色付きだったりと、オシャレしている方もお見掛けします。あとはどこかの着付け教室のご一門なのかな~って感じの集団とか。
でも、とりあえず全体的には歌舞伎座で多いのは小紋、って印象です。小紋の中でも格というか雰囲気が1階と3階ではだいぶ違うような気がする、って感じですw(あくまで私個人の感想ですがw)あとは、歌舞伎役者さんに詳しい方から
「歌舞伎座に訪問着はオーバースペック(とある役者さんがおっしゃたていた)」と伺い、やっぱり小紋が無難というか最適、という事のようです。
長くなりましたが、今回は紗の洗える小紋に母から貰った正絹の夏帯を締めていきました。あと、特に気を使ったのが帯枕。私は背が高いので座高が高く、帯枕が厚いと背もたれに背中を付けられず前のめりになっちゃって後ろのお客さんの視界を妨げそう、、、なので、弾力のあるスポンジのような薄い帯枕を着用。背もたれに背を預けると帯枕が潰れて、お太鼓がほぼぺちゃんこになるんです。これは買って良かったな~と思いました。
今後も着物で歌舞伎観劇ができるといいな~秋の単衣、、、どうしようかな、、とか考えるのも楽しいですネ^^