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2011年8月12日(金)
◆夜から出発!まずは宇都宮へ の巻 今日からお盆休みです。 ですが、今年はどちらの実家に帰る予定も無く、 しかもあっくんの仕事がヤマ場を迎えていて お休みできるのか直前まで分からない状態でした。 なのでお休みの計画を立てる事もできず ノープランのままでお休みを迎えました。 お互い疲れを取る為にのんびり過ごしつつ、 この連休をどうしようかと相談していたのですが、 私が個人的にずーっと行ってみたかった 「日光」 に行ってみようという事になりました。 早速るるぶを入手。 楽天トラベル で今夜の宿を手配。 じゃらんは前日だとアウトですが 楽天トラベルだと直前まで予約できるみたいです。 明後日分はじゃらんで手配しました。 テレビでは高速道路の渋滞のニュースをやっているので、 遅い時間に出発することにしました。 のんびり準備して、18時頃出発。 途中晩ご飯にとラーメン屋さんに寄りました。 これがなかなか.... うーんと、思った以上に普通の味噌ラーメンでした.... それが良いのかもしれませんがw リピートは無いなあ.... その後、首都高から東北道へ入る辺りまでちょいちょい渋滞があり、 結局宇都宮に着いたのは22時前。 今夜はこちらのホテルに一泊して、 明日は朝から日光へ向かう予定です。 ダブルのお部屋で、二人でなんと一泊6,500円程。 駐車場料金が別途500円かかりましたが、 それでも安い安い! 簡単な朝食も付いているそうです。 という訳で、とりあえず宇都宮まで来たどーー!! 明日に備え、さっさとシャワーを浴びて就寝。 お休みなさい〜☆ -------------------------------------- 2011年8月13日(土) ◆日光巡り、中禅寺湖、霧降高原を抜けて川俣温泉へGO!の巻 朝7時起床....の筈が、朝寝坊してしまい8時起床。 身支度をして1Fロビーへ。 簡単な朝ご飯を頂けるとの事で行ってみました。 で、こんな感じ。 私達はご飯と味噌汁にしましたが、 パンもありました....が、 おかずの種類からして和定食向きかと思いますw そんなに種類はありませんでしたが、 正直朝はこれぐらいで十分ですね。 その後、9時頃出発。 まずは日光を目指します。 10時頃、日光東照宮近くの有料駐車場へ到着。 まずは東照宮へ向かいます。 うーん、緑が美しく、木陰なのでちょっぴり涼しいです。 駐車場入口のおじさんのアドバイスによると 東照宮に向かって右側の券売所に行くといいよ、との事。 ここで、近くにある他のお寺や神社も拝観できる 共通券を購入しました。 向かって左側は東照宮のみの拝観券で、 他のところも巡るなら1箇所ずつ拝観券を買うと ちょっぴり割高になっちゃうそうです。 さてさて、鳥居をくぐり、まずは有名な 「聞かざる言わざる見ざる」=三猿を見学。 これは、自分の子供に悪い事を 聞かず、言わず、見ないで欲しいという 子育ての願いが込められたものなんだそうな。 るるぶのガイドブックを片手によく見ると、 他にもお猿の彫刻がたくさんあるんですネ。 どうやら、人の一生になぞらえた お猿さんの物語になっているようです。 赤ちゃんが生まれて、子育てして、成長した子供がまた子供を産むと。 最後はこんな、赤ちゃんを身ごもったお猿さんの彫刻で終わっていました。 んで、また振り出しに戻るんだそうな。 なるほどなるほど。 その向かいには、これまたきらびやかな建物が。 想像で作ったという象の彫刻があります。 東照宮の象徴的な建物、陽明門。 ずーっと来たかったので感激です! 細かい装飾、彫刻がたくさんあって豪華! 京都なんかのお寺や神社とは全然違う趣きですね。独特。 カラフルだし、独特! ずっと進むと、有名な「眠り猫」を発見。 その眠り猫さんの下をくぐり、 家康の神棺があるところまで長い階段を上がる。 上りきってぐるりと一周、 願いが叶うという杉に手を合わせて、再び長い階段を降りる。 さすがに少し暑いけど、亜熱帯状態の都心にくらべるとぐんと涼しい。 木陰や、風が吹くとひんやりします。 その後、本殿へ。 入れ替え制で中に入り、ガイド的説明を聞きます。 無料でこんなサービスをしてくれるなんて親切だなあ〜と思っていたら、 最後には「お守り」の紹介でしたw なるほど、セールストークも兼ねているわけですねw 本殿を出て、陽明門をくぐって階段を降りると 「鳴き龍」のあるお堂へ。 ここはお寺で、お坊さん的な人が鳴き龍の説明をしてくれて、 実際に鳴かせてくれるパフォーマンス付。 天上に描かれた巨大な龍の真下で拍子木を鳴らすと、 その音が反響し、まるで弦楽器を弾いたように細く長い残響が残ります。 それが龍の鳴き声なんだそうな。ふむふむ。 その後祭られている十二支毎の仏像にお参りを勧められ、 ここでもやっぱり最後はお守りのセールストークw 次は、東照宮を出て、 日光山輪王寺へ。 輪王寺は二カ所に別れていて、まずは東照宮の南側にある 三仏堂へ入ると、巨大な金ぴかの仏像が三体。 ここも中でお坊さん的な人が無料でガイドをしてくれます。 干支毎の守護する仏様を紹介して下さり、 やはり最後はお守りのご紹介ですw 丁度お昼を回るところだったので、一休みする事にしました。 小腹は減ったけど、暑さで食欲が無い.... とりあえず、かき氷。 天然氷のかき氷だそうで、氷がふわっふわで美味しい!! 普通だと、氷を砕いた状態でジャリジャリしていると思うのですが、 このかき氷は昔ながらの氷を薄く削って作る機械を使っているようで ふんわりシャリシャリで口に入れるとふわっと溶けます。 うーん旨い!! あと、名物らしい大福と、こちらは焼きもち。 焼き餅というと、どうしても 京都上賀茂神社の神馬堂のやきもちを思い出します。 こちらの焼きもちは.... 普通のお餅で、普通に美味しかったです。 焼き色がうっすら付いていますが、 味食感共に「焼き」は感じられませんでしたw その後、移動して同じく輪王寺の大猷院(たいゆういん)へ。 こちらは徳川三代将軍「家光公」の廟所(=墓所)だそうです。 やはり装飾が美しく、カラフルな仏像?もあって見応えがあります。 階段を上がり、一番上の本殿へ行くと、 ここでも中でお坊さんが説明をしてくれます。 お江の方のご位牌も拝観する事ができました。 破魔矢発祥の地なんだそうで、 こちらでもガイドの最後は破魔矢のセールストークでしたw どこでも共通していたのが、 お守りや破魔矢などを案内されて、 一度買えば生涯持ち続けられるもの、という事でした。 (一般的なお守りなどは一年毎に返して新しいものと交換しますが、 その必要は無いものなんだそうです。) その後、日光二荒山神社へ。 ここは夫婦杉などがあって縁結び的なご利益が知られているそうな。 とりあえずしっかりお参り。 と、色々と見て回ったところで、時刻は既に13時半。 これにて日光三山巡りは終了! ここから中禅寺湖へ向かいました。 いろは坂を越え、金谷ホテルの下にある コーヒーハウスユーコンで少し遅めのお昼ご飯にしました。 こちらで、金谷ホテルの名物カレーを頂けるそうです。 時間が遅いからか、待たずにスンナリ入れました。 テラス席に案内されたのですが、これが涼しくて気持ちいい!! テラス席から湖側の眺めです。 駐車場の向こうに車道があり、その先が湖です。 少し待ちましたが、 くねくねのいろは坂をゆらゆらとドライブしてきた疲れもあって のんびり涼みながら休めて良かったです。 そうこうしているうちに、カレーがやってきましたよ! もう1つ、サーモンのサンドイッチを頼みました。 私はカレーだけでお腹いっぱいで、 結局サンドイッチはほとんどあっくんに食べて貰いましたが カレーもサンドイッチもなかなか美味しかったです! ゆっくり食べた後は、道路を挟んだ向かいにある ボートハウスとやらに行ってみました。 デッキから湖を眺められるようになっています。 せっかくなので、湖の岸辺まで行ってみました。 水が澄んでいてキレイ! 湖面を渡る風も涼しくて、しばし水辺でちゃぷちゃぷ遊んでました。 岸辺は玉砂利のようになっていて、ついつい小石を投げてしまうw ちょっと涼んだ後は、再びいろは坂を下り、川俣温泉へ向かいます。 なんでも、秘境の宿なんだそうな。 ナビ通りにルートを取ると、霧降高原を通るコースに。 川治温泉をかすめ、どんどん進むと 道はだんだん細くなり、山は両側に迫って来て.... ダム湖を渡り、細い道を進んで行くと.... 途中、道ばたの茂みから猿の親子がわさわさと出て来て.... どんどん秘境になっていくよw ついに到着したのは、 川俣温泉一柳閣 ↓↓↓↓↓↓↓↓ 秘境の宿です確かに....。 お部屋は結構広くて、二人には贅沢な程。 それに、涼しい! お部屋にクーラーがありませんw 扇風機のみ! でも、それで十分事足りますw 川に面していて、窓からは川沿いの露天風呂の屋根と、 美しい渓流が見えます。 くねくねの山道をドライブしてきた疲れもあって、 とりあえずはひと休みしてからお風呂に行くことにしました。 大浴場と露天風呂がそれぞれ男女別に1つずつ。 あとは貸し切り露天風呂が3つあるそうです。 とりあえず、大浴場へ行って体を洗うことにしました。 露天風呂は石けん類使用禁止で洗い場も無いんだそうな。 その後、浴衣を着て露天風呂へ。 丁度夕食の時間帯だからか人が少なくて、 のんびり浸かれました♪ すぐ下が渓流になっていて、キレイな水がざわざわと流れています。 時々アブが飛んでくるのがちょっと怖かったですが これだけの大自然の中ですから仕方が無いかな? 源泉掛け流しだそうです。 のんびり浸かってからは、部屋へ戻って一休み。 18時半から晩ご飯との事でしたが 45分になっても来ない...。(部屋食なのです。) フロントに電話してみると、 ちょっと立て込んでて遅れてますスミマセンとの事。 と、少しするとお給仕さん達がいらっしゃって 「スミマセン〜、今日はお客さんが多くて(汗」との事。 いいんよいいんよ〜 で、運ばれてきたお食事がこちら。 どーん! 謎の食前酒的な液体(山ぶどうかしら?わからん) お刺身 湯葉のお刺身 炊き合わせ 卵豆腐 ワラビの煮物 キノコの煮物? 酢みその酢の物的なお皿 岩魚の塩焼き 松茸の土瓶蒸し 豚肉と野菜の陶板焼き しゅうまい 温かいお蕎麦 ご飯 ご飯のお供的珍味三種盛り 漬物 スイカ うーん、盛りだくさんだあー! 正直、高級旅館のような繊細な味付けというよりは 素朴な田舎料理って感じで美味しいです。 それでも精一杯もてなしてる感がありますw どーんとね!w 特に美味しかったのが、温かい岩魚の塩焼きと、 湯葉のお刺身。 あと土瓶蒸しも、「この季節に松茸?!」とびっくりしましたが 案外ちゃんと松茸の香りもして、 中には親指サイズのちっちゃい松茸が2本入っていました。 冷凍してあったのかな? 結構ちゃんとしてて(失礼)美味しかったです。 ゆっくり食べた後は、お布団敷いて頂いて のんびり転がっていたら.... あっくんと貸切露天風呂に行くつもりが、 なんと.... そのまま寝てしまいました(爆) 気がついたら朝....!! うひゃー!! だって、川のせせらぎが心地よくて、 クーラー無いけど涼しくて、 お布団はフカフカ気持ち良いし 外は真っ暗で.....ZZZ... そんな訳で、気がついたら8月13日が終わっていたのでした! -------------------------------------- 2011年8月14日(日) ◆鬼怒楯岩大吊橋、東武ワールドスクエア、鬼怒川日帰り温泉 たっぷり睡眠をとって、爽快な目覚め。 とりあえず昨夜果たせなかった 貸切露天風呂にあっくんと行ってみました。 川沿いに3つの個室が並んでいる感じです。 一つひとつが案外広くて、ちゃんと渓流の流れも見えます。 朝の涼しい風が気持ちいい! 朝からたっぷり浸かりました! うーん、心地よい!! 朝ご飯は大広間に用意されていました。 残念ながら写真撮り忘れました(汗 お味噌汁 ご飯 鮎の一夜干し 焼き海苔 納豆 大根おろしとじゃこ サラダとハム 卵焼き お漬物 だったと思います。 卵焼きが甘くて美味しかった! 鮎の干物も美味しかったです。 チェックアウトが10時だったので、 なんと部屋に帰って畳の上でゴロ寝しつつウトウトw ゆっくり過ごせてリフレッシュできました! 施設は若干古めですが小綺麗に掃除されていて、 なかなか良かったですよ! フロントで女将さんと常連客らしきご夫婦がお話なさっていましたし なるほどこういった素朴な感じと秘境感がお好きな方には すごく魅力的ですね! お値段も、温泉旅館にしてはリーズナブル。 その割にお風呂も食事も良かったので また来てみたいと思いました。 秋は紅葉が綺麗だろうなあ.... さて、宿を出発して、昨日来た道を戻り 鬼怒川を目指します。 温泉街はまた今度、という事で まずは大きな吊り橋に行ってみました。 渡ってみましたが、さすがに揺れる! 高さもある!! で、渡ってみた先の階段を上がるとT字路的になっていて 右に曲がり小さなトンネルを抜けると 小さなお社が。 お参りをして、さらに奥にある階段を上がる。 楯岩をのぼる為のものだそうな。 上りきった先にはなかなかの眺めが! 温泉街が一望できます。 涼しい風に吹かれながら、一休み。 幸せの鐘的なものがあって、 とりあえずあっくんと鳴らしてみましたw 来た道を戻り、駐車場へ。 次は東武ワールドスクエアに向かいます。 前から気にはなってたんよね。 でも、正直あんまり面白くなさそうなイメージだったんよね。(失礼w) と こ ろ が ・ ・ ・ 結局二人とも大ハマりで、 熱中してしまいました!w 入場券を買って、まずは腹ごしらえ。 カレーとオムライス、杏仁豆腐。 あっくんと半分ずつ食べました。 味はまあまあでした。 オムライスはもうちょっと卵多めでもいいなあ。 カレーは美味しかったよ! さて、腹ごしらえが済んだところで ゲートをくぐり、入場・・・ 最初に現れたのは、国会議事堂ジャーン!! 結構精巧に出来ていて、ミニチュアの人間も配置されていて 結構芸が細かい!! さらに東京駅どーん! 中央口です。 寄って写真撮ると、一瞬本物に見える!!www 人の流れ、車の配置とかリアリティがあるwww ホームもちゃんとあるよ!! 新幹線!! ラッシュです!! 中央線(たぶん)と東北新幹線らしきものがすれ違いますよ!! うおおおお、面白いwww!! 中央線らしき電車は、 ちゃんと一番手前(丸の内側)のホームに入りました。 細かいwww 鉄っちゃんらしきおじさんたちが熱心に写真撮ってました。 わかるわかるその気持ち! いくら見てても飽きませんが、 先があるので次へ。 東京スカイツリーどーん!! 展望台付近から、雲のつもりのミストが出てましたw 余談ですが、私達夫婦はテレ東の 「空から日本を見てみよう」が大好きで、 その中でここ東武ワールドスクエアが出ていたのですよ。 そこで出てたスカイツリーの雲もどきを見られて感激!w 成田空港じゃーん! ルフトハンザとか、日本航空とか ちゃんとそれぞれ機体があるw こうして寄って写真を撮るとさらに本物的になるw 東京タワー ばーん! お次はアメリカ合衆国へGO! 今は無きツインタワーが悲しいのう.... ニューヨークの街並み! ホワイトハウス ばばーん!! と、どんどん出て来るでてくる.... だんだん麻痺してくるw 続いてエジプトのピラミッドなどが登場、 ヨーロッパゾーンへ突入。 もうたくさんあり過ぎて、この辺りから写真を撮らなくなってきましたw 観るだけで精一杯ww そんな中でも、やっぱり行った事がある建物はテンション上がる! ドイツのノイシュバンスタイン城 パリのノートルダム寺院 「カジモド〜!」って呼びかけてしまう ミュージカル病持ちですw 凱旋門見っけ! と、この辺りでほとんど感覚が麻痺してきたのと 暑さでへろへろになってきたので 涼しいところで休憩しました。 とりあえず天然かき氷! シロップは手作りなのか、 いちごそのものの味がしてすごく美味しかったです。 しばし休んだ後は、世界一周旅行の続き。 再びヨーロッパを抜け、アジアへ。 ここでも写真を撮る気力が無くなって、 見るので精一杯でしたw 万里の長城 その中に、よーく見るとこんな人たちが。 ガンダーラ、ガンダーラ♪ その後も日本の建物や風景が盛りだくさん。 ほーーーんとボリュームたっぷりで楽しめました!! 建物の周りには、盆栽的に小さな植木が配置されていて、 うまく建物のスケールと周りの植栽を合わせていたり 人のミニチュアにも色々ネタが仕込まれていたり、 作った人のこだわりや職人魂を感じて すっごく面白かったですw 先にも書いたテレ東の 「空から日本を見てみよう」のように、 まるで空から建物を眺めているような不思議な感覚も味わえます。 楽しかったーーーー!! これはまた来たいですw 強いて言えば、メンテナンスをもうちょっと頑張って頂けると 言う事無しなのですが.... -------------------------------------- 大満足で東武ワールドスクエアを後に、 帰路につこうかと思っていたのですが やっぱり高速は大渋滞の様子.... 日帰り温泉で汗を流して時間をつぶし、 晩ご飯も食べて帰ることにしました。 鬼怒川温泉 湯處すず風 http://www.suzukaze.jp/へ。 露天風呂は緑が美しく、 かすかに鬼怒川の水面が見えます。 男風呂からは完全に川が丸見えで、 ライン下りのお客さん達から手を振られるそうですw こちらでのーーーんびりお風呂に浸かり、 休憩所で少し休んでリフレッシュ。 19時頃再び出発し、宇都宮市内へ向かいました。 その頃からゲリラ豪雨が始まり、ものすごい雷と大粒の雨が!! 一旦宇都宮市内でご飯を食べ、21時頃東北道に乗りました。 そこからは殆ど渋滞は無く、 多少混んではいるものの割とスムーズに帰宅できました。 ノープランで出かけた割には 色々楽しめた旅行でした! #
by kei-_-happy
| 2011-08-14 23:16
| 旅行
ハッピーエンドにさよならを/歌野晶午 ミステリとホラーがごっちゃになったような、 小粒ながらピリっとした短編集です。 読みやすいのでどんどんいけます。 どれも日常を切り取ったような平凡な設定なのですが どんでん返しが巧みに盛り込まれています。 確かにどれもハッピーエンドではありません。 でも、よくもまあ、 多種なアンハッピーエンド作品を これだけ作ったなあ、と感心しました。 それぞれうまくまとまっていて、 後味が悪いながらもキレのある印象です。 ハッピーエンドじゃない分、読む側は若干もやもやしますが、 個人的にはこういう結末たちも良いなあ、と思いました。 スパイスの効いた作品をどんどん読みたい方に お勧めです。 この方の他の作品も読んでみたくなりました。 ハッピーエンドにさよならを/歌野晶午 #
by kei-_-happy
| 2011-08-11 17:16
| 読書感想
パラドックス13 うーん..... 面白いと言えば面白いのですが.... 肩透かしを喰らったような感じ。 ちょっと期待し過ぎたのかなあ?? これはSF...なのか? いや、サバイバル&ヒューマンドラマなのかな? 全体的に、どこかで読んだような内容。 ネタバレしつつ感想を書きます。 まず、P-13現象が起こるぞって時点で 私のワクワク感は結構高かったんです。 ブラックホール遭遇説とか色々ありますので、 この現象ついては、もしかして実際に起こっていてもおかしくないかも、って思える。 彼らが異世界に迷い込む理屈というか仮説についても理解できる。 その瞬間を超えられなかった人達が 絶望と戦いながら過酷な世界で彷徨う設定も面白いといえば面白い。 正直、結構最初の段階で、 なぜこのメンバーがこの状況に置かれたのかは推理できるように書かれていますので 一応クライマックスでネタバレがありますが 作者にとってもこのネタバレ自体はあまり重要では無いんだろうな。 それよりも、その事実を知った人間が この絶望に満ちた世界で、自らの処遇を考える様々こそに 重きを置いて読むべきなのかな、とか思いつつ。 とことんまで追いつめられ、極限状態に置かれた人間が 「何の為に生きるのか」 自らの生の根本を問うところが この作品のクライマックスなのかもしれません。 イブ問題について言えば、人間だから抵抗があるが 例えば動物の世界では当たり前の事。 人間らしさ、人間の尊厳的な事が足枷となり 生物の本能である「子孫を残す」重要性を第一に動けない。 逆に、人間であるからこそ、動物には出来ない 「自ら命を絶つ」という選択肢を持つ事もできる。 動物の種を残す為に生きるのか....種さえ残せれば幸せなのか? 自らの尊厳を保つ事に重きを置くのか.... 尊厳を保つ為に生を放棄しても、それで幸せなのか? また、何が善で何が悪なのか。 常識の通用しない世界では、何が正義なのか。 何を基準として考えるのか。 個人の持つ人生観のモノサシを解体されるようで この辺りの描写には引き込まれる部分がありました。 だからこそ、結末間際の展開のアッサリさに 肩すかしを喰らった気分な訳です。 こういうテーマの作品 極限状態を生き抜く人間ドラマはたくさん書かれているだけに、 世界観の設定こそ独創的で、理論の構成や着眼点も面白いと思いましたが 後の流れはどこかで読んだような感じが拭えませんでした。 だからこそラストに期待したのですが、結局予想通りの展開....。 うーん.... 正直、読み返したいとは思わない作品でした。 それよりも 天使の囀りをもう一度読みたいw パラドックス13 #
by kei-_-happy
| 2011-08-10 11:47
| 読書感想
2011年8月6日(土)
帝国劇場でミュージカル三銃士を観て来ました。 詳しくはこちらの別館に書きました。 http://musicalbooks.blog.fc2.com/blog-entry-78.html #
by kei-_-happy
| 2011-08-08 09:48
| ミュージカル&お芝居
隣の家の少女 (扶桑社ミステリー) 隣の家の少女/ジャック・ケッチャム/ 扶桑社ミステリー ネタバレします。 ・・・ネタバレしないと感想が書けない。 少女監禁虐待の話です。 全く救いが無く、読後感はとても陰鬱な気分になります。 スティーブン・キングが絶賛しているという事で 以前から気にはなっていました。 実際にあった事件をベースに書かれたフィクションですが、 こういった事件は日本でも実際に起きていますし、 また、今もまた世界のどこかで、 こういった悲惨な境遇に置かれている人間がいるかも知れないと思うと 人間の持つ暗部への恐怖が沸いてきて苦しくなります。 物語の形式としては 語り手である主人公の男性が 自らの少年時代に起こった事件を振り返る回想録として進んでいきます。 どこにでもありそうな、平凡な田舎町の子供だった主人公。 物語の最初の方は、何となくスタンドバイミーのような 子供の頃の夏休みの空気感が漂って来ます。 しかし、主人公の隣の家に姉妹が引き取られて来てから、 次第に状況が変わり、 すぐ隣の家で繰り広げられる陰鬱で凄惨な虐待、狂気の世界と 傍観者となった主人公の平凡な日常とが隣り合わせで進んでいきます。 すぐ隣合わせの2つの世界のギャップが、いかにもリアリティがあって 読んでいて胸が苦しくなりました。 思い出したのは、北九州連続監禁殺人事件の事。 あの事件だって、 凄惨な虐待や殺人行為が行われていた現場は普通のマンションの一室で、 たった一枚の壁を隔てた向こうには普通に暮らす人の日常がある。 平凡な日常と隣り合わせで潜む狂気の世界の存在に 薄ら寒いものを感じるのです。 また、知ってしまったのに何もできず、 一緒に虐待をするわけでもなく、虐待を止めるわけでもなく、 かといって少女を見捨てることもできず、 自分の身を守るために傍観しつづける主人公の葛藤や 複雑な心境の変遷が静かに伝わって来て、 正直に言えば共感できる部分もあります。 実際に、もしも自分が主人公の立場だったらどうするのか? 程度の差はあれ、たとえばクラスでいじめが起こった場合、 いじめられている子を助けてあげられる勇気を出せるだろうか? 自分がターゲットにされる事を避ける為にも、 傍観するしかないかもしれないかもしれない。 そう思うと、主人公に対する非難の気持ちは薄らいできます。 むしろ、主人公が自分であるかのような錯覚すら覚えます。 少女に対する虐待行為そのものを除いて、 読んでいて最もゾッとしたのは 「母親」が「息子」を虐待の手に染めさせる点です。 虐待をする人の心理だけは、 今の私には全く理解できませんでした。 女としての盛りを過ぎつつある女性が、 若さという大きな武器と、これから花開く魅力の種を持つ少女に対して 嫉妬の念を抱く点については多少理解できなくもありません。 だからと言って虐待という行為に及ぶまでに 何が「母親」に一線を越えさせたのか、結局理解しきれませんでした。 もう一度読み返すべきなんだろうか。 ・・・でも、今はもう読みたく無い。 「母親から命じられた」事を正当理由に 堂々と虐待行為に加担する子供達。 私はこの点が一番怖かったです。虐待されている少女はもちろんですが、 虐待行為に加わっている子供達はどう育って行くんだろう? 母親が一人でやるっていうならまだ分かる。 しかし、自分の子供達にこういう残虐な行為に手を染めさせて、 母親は一体どうしたかったのだろう?? ただ単に、既に母親が狂っていたのか?! 子供達としてみれば、少女に暴行を加える理由は深いものでは無く、 ただ、昆虫を踏みつぶしたり、バラバラにしたりして遊ぶ感覚なんですね。 子供が持つ無垢な残酷さ故の遊びの一環だから 手加減を知らないし、躊躇う事なく残虐な事をやってのける。 彼らにとっては遊びだもんね.... この辺りがだんだんと恐ろしくなってきました。 しかも、皆の前で公開処刑的に 自分の子供に性暴力までさせた母親の気持ちが理解できない。 いや、既に彼女は「母親」ではないのか。 エピローグ部分で、この子供達の一人の末路が紹介されていますが、 なるほど、こういう趣向の大人はこうやって育つのか、 と考えさせられました。 狂気の連鎖....恐ろしい。 最後に。 少女自身については何も書けません。 あまりにむごい。 もしかして、あのまま生きて行くよりは....とも思える程です。 軽い気持ちで読む本じゃありません。 関わった人間全てが不幸になる事件。 現実に起こり得る事件。 自分への戒めとして読む分には ものすごく考えさせられる作品だと思いました。 隣の家の少女 (扶桑社ミステリー) #
by kei-_-happy
| 2011-08-05 12:33
| 読書感想
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