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文庫版 塗仏の宴 宴の支度 (講談社文庫) [文庫]
文庫版 塗仏の宴 宴の始末 (講談社文庫) [文庫] 文庫版 塗仏の宴 宴の支度 (講談社文庫) 文庫版 塗仏の宴 宴の始末 (講談社文庫) 長い・・・とにかく長い・・・ まあ、面白いから結局読んでしまうんだけどw でも、こんなに長くする必要はあるのか?w 結局あの話はなんだったの?という事がちょいちょいある気がする。 私の頭が全ての伏線を回収しきれていないのかもしれませんw ごめんなさいw 多分一気に読むべきなんだろうなあ・・・。 通勤電車でこま切れに読んでるんじゃダメなんだろうなあ・・・。 以下感想。 決定的なネタバレはしませんが、 作品のキモとなる事柄と作品の構図、 結末の雰囲気については触れます。 結局殆どネタバレかw なので未読の方はご注意下さい。 今回のキモとなるテーマ 人の意識や記憶を自由自在に操るという事については 現実に、こんな事が誰にでもできちゃったらこの世はどうなるんんだろう、と思ったのが1つ。 同時に、人生を形作っている、自分の過去の記憶と、 自我というか「自分」というものは、 なんとあやふやなでモロい物なのか・・・。 この部分については読んでる自分もなんだか不安になってきて なんとなく腹の底がぞわぞわする感じ。怖い。 今回は、京極堂が結構動きます。 今までに比べると肉体的な活動量が多いし これまでより感情の動きも多いがします。 しかし、何となく、毎度京極堂が出て来て 事件を解決してしまうパターンにちょっと飽きてきたかもw ちょっと水戸黄門的といいますか。 逆に言えば、「出た!」的なパターンで安心する部分もありますが。 まあ、京極堂シリーズと呼ばれているぐらいだし、 実際このシリーズの主役は京極堂なんでしょうから仕方が無いのですが、 何でもお見通し過ぎて、ちょっと面白みに欠ける。 登場人物が皆魅力的で、この点は面白い。 群像劇みたいな感じです。 それぞれの視点で物語が進むので 頭の切り替えがちょっと大変です。 また、だれだか分からない謎の視点も入り、 混迷を深めていく部分もあります。 登場人物の構図が結構複雑で、人数も多いので、 最後の方にポンと出て来た意外な人物が誰だったか思い出せなかったりw 加えてこれまでの他の作品に出ていた人物も主要人物として登場しますので、 この作品に関しては、前作を一通り読んでおかないと楽しめないと思います。 これまでの作品の集大成のような本作品。 しかし、結末がなんともスッキリしない。 全ての原因となった人物が成敗されるわけではなく。 ここからまた新たなシリーズが始まるような終わり方。 ううむ。 でも、結局、面白かったんですけどネw 「百鬼夜行シリーズ」とか呼ばれている理由も この作品でなんとなくわかります。 ↓↓↓↓↓↓↓ 文庫版 塗仏の宴 宴の支度 (講談社文庫) 文庫版 塗仏の宴 宴の始末 (講談社文庫)
by kei-_-happy
| 2011-05-26 22:02
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