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プリンセス・トヨトミ/万城目学 面白かったですよ。 なんだか、本当にありそうで、無さそうでw 以下感想ですが、ネタバレありますから未読の方はご遠慮下さいね。 正直なところを言うと、 万城目さんの作品としては、 鴨川ホルモー、ホルモー六景、鹿男(読了日付前後)と比べると 若干インパクトにかけるというか、盛り上がりに欠けるような印象でした。 確かに、プリンセスを守る大阪の男達が居てもおかしくないかも知れない。 実際、会計監査院と総理大臣が庁舎前で対峙した時、 それを見守る男達が大集合している時までは かなりワクワクしながら読みました。 けれど、そこからの双方の対決自体は 案外あっけなく終ってしまって.... え?それだけ??っていう ちょっとした肩すかしを喰らった印象です。 せっかくそれだけの仕組み、それだけの人が集まったのなら、 それを生かした何かがあっても良かったのになーって。 コンピュータも、実は大阪がなにかとてつもない事に係ってる、とかさw もっと風呂敷を広げてくれても良かったのになあ、という感じです。 鹿男、ホルモーほどには、 「このお話はもしかして本当にあるのかも知れない!」といった リアリティさが無いような....? 正直、もっと母数が少なくても良かったんじゃないかな、とね。 この巨大な秘密を守り通すには、 この母数の大きさは若干不自然な印象でした。 まあ、そのルールを知って多少は納得できましたが。 そうは言っても、万城目さんの作品は ちょいちょい、場面を想像してプッと吹いてしまいうような 当の本人達は大真面目になってるんだけど、 傍から観ると滑稽で軽妙にも思えたりする、 でも決して下品では無い感じで すごーく好きですよ! まとまりませんが、そんな感じ。 でも読んで損をするような作品では無いです、 実際今の大阪城のルーツを辿ると史実もちゃんと織り込まれているようで 歴史に疎い私にとっては色々と興味深く面白く拝見致しました!
by kei-_-happy
| 2012-04-13 22:16
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