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でも、嫌だ嫌だあーーーー!!終わらないでええええ!!! 今回のジキハイは、特に石丸さんのジキルとハイド像がかなり進化して もはや私の理想なんぞは遥かに超えてどんどん高みへと昇っていっており どこまで進化するんだろうかと毎日手に汗握りながら 全身全霊で拝見してきました。 が、そんな生活も今日で終り。 明日から普通の働く主婦に戻ります!(笑) さて、今日は昨日ほどお疲れ感はないものの、 エマもルーシーも、特にエマはロングトーンがやや不安定ながらも 特にルーシーは超気合で素晴らしい歌を拾うして下さり 渾身のロングトーンに会場も熱い拍手が沸き起こっていました!素晴らしかった!! 玲奈ちゃんのルーシーは、 どん底のショーで登場する時の強烈な「商売女」っぽさが ヘンリーと出会ってから次第に薄くなると同時に、 恋する乙女っぽい純真さが前面に出てきて 物語が進むにつれてこのバランスが逆転していき、 最後にはほとんど普通の女の子として 純粋に未来を夢見て死んでいくのがとても泣ける、、。 ヘンリーと出会い、恋を知ったことで 「今の自分を恥ずかしい」と感じていることが良くわかり 一方でハイドに翻弄されつつも ハイドから感じられるジキルに本能的に陶酔していく様なんて 「危険だとは知りながらも」の言葉を見事に体現してくれてるなーと。 ルーシーの部屋でハイドがルーシーの首に腕を回して歌うシーンで、 ハイドが歌いだした曲を聞いてからルーシーはハッキリと目を見開き、 おそらくはハイドがヘンリーだと気づいたっぽい表情を見せるのがまた泣ける。 気付いた後の絶望と喜びと悲しみと諦めと、 様々な感情がどんどん湧き出ながら陶酔していくルーシーが泣ける。。。 ラストの「ヘンリー」のセリフは、玲奈ちゃんルーシーの場合 はっきりとヘンリーに向かって言っているように見えて、 これは人によって色々解釈があるでしょうけど 私の場合はこんな感じに見えて、心をえぐられるのです。 このシーンは、静かに優しく歌うハイドのひたひたと狂気に満ちた恐ろしさに加え 腕の中のルーシーの様子も見物なので、毎回目が足りないのです、、 玲奈ちゃんルーシーと石丸さんハイドの相性がとても良くて、 罪な遊戯と共に今回のジキハイの中でも特に好きなシーンとなりました。 素晴らしかった~! 石丸さんのヘンリーもハイドも素晴らしく、 特に今日の「時が来た」は渾身の一曲でした、これまた素晴らしかった!!! 気迫も歌声も最高でした、ありがとうございます!! ただ、対決と苦悩2については昨日の方が好みといえば好みだったかも。 今日は1階席だったから音響が違うのか、 対決のハイドの声がオケに埋もれ気味だったのがちょっぴり残念。 でも、どちらも今日も素晴らしかったです。 他にも書こうと思えば冒頭から全部書けちゃうのですが、、、w 今シーズンのジキハイで言うと、 冒頭の「おやすみ 父さん」も、 「おやすみ」から「父さん」までの間が少し長くなり、 この長さがヘンリーの想いの強さを象徴しているようでとても良かったです。 「知りたい」も相変わらずの絶品だし、 「嘘の仮面」も熱いし、 理事会もじっくりながら議論が白熱していくのがとても良いし、、、 まりおジョンのキャラ設定が好きで、 個人的には歴代のジョンの中で一番好きかもしれません。 嫌味がなく育ちが良さそうな好青年っぷりで、 壁に突き当たり悩み苦しむヘンリーの支えとして大きな存在感をもってくれていて すっごく良かった。 どん底に連れていく下りも、健康的な成年男子っぽい感じで爽やかw まりおジョンは幕切れの様子も見物で、 エマが左右を見渡したときに呆然と脱力していく様子と、 幕が下りる際の落涙する様子がすっごく泣ける、、、 いつも、中央のヘンリーを見ようか下手のジョンを見ようか迷うところですw 本当に、今回のジキハイは見る度に前回を超えてくる進化っぷりで 常に前回よりも良くて、常に最高の舞台でした。 ぜひぜひ、このキャストで再演を!!!! 心よりお待ちしております!!! 素晴らしい舞台を、 最高の観劇体験をありがとうございました!!!
by kei-_-happy
| 2018-03-18 23:08
| ミュージカル&お芝居
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